全てを乗り越えて〜心の傷の治し方〜

アダルトチルドレン 、恋愛依存、摂食障害、ADHD、アスペルガー、フレネミー、全てのパーソナリティを乗り越えて

私の人生⑤

 

 

そして私は小学校に上がる。

テレビやドラマで見る小学校のイメージが楽しそうだったので、

ワクワクしていた。

 

が、しかし人生ハードモードはこれからだった。ww

 

入学して私はルンルンと初めの数日はしていたのだが、

もうADHDがはじまったのか、先生の言ってる事が理解するのに難しかったり、

授業でもみんな普通に聞いてやっている事を私にとっては

あれ、今何してるの!?!?!?となったり。。辛。

そして後ろの席の子が意地悪な子だった。

私が人と違う事をやってしまったり、楽しそうに笑ってると、すぐにバカにしてきた。

頭悪いんじゃないの、バカなんじゃないの、シネと言われた。

(大人バリのモラハラwww)

普通の自尊心ある子なら言い返したり気にしないのかもしれないけど、

自尊心がまるでない弱弱しい私には刃物のように胸に突き刺さった。

 

 

あっ私が悪いんだ・・私変なんだバカなんだ・・どうしよう、、どうしたらいいんだろう・・

 

そんな感じで学校に行くのが怖くなって登校拒否を起こすようになった。

朝が憂鬱で、とにかく学校に行きたくなくて、

お腹痛くないけど痛いと言って、

(なんなら入院レベルの病気になってくれ・・と思ってた)

朝通学班の子と合流する時もお母さんがついてないと不安だし、

合流する前もお母さんに大丈夫だよね?大丈夫だよね?って何回も聞いた。

学校についても、午前中は無気力で何もする気にならなくて不安で泣けてきて帰りたくて。

でもだんだんと元気になって帰りは平気で。

でも毎日のように登校を拒否る私を見かねて、支配者父親が出動した。

攻撃的で暴力で支配する父親だが、私への一方通行の愛も異常。

毎日こっそり学校に来て教室の後ろから私を見守るようになった。。

当然友達にそんな子はいなかった。

でも私はそれをおかしいとも感じず、あ、今日いるーくらいにしか思っていなかった。

 

とにかく、攻撃に弱く、仲間に入れてと言えない私だったけど学校もだんだんと慣れてきた。

 

が、静かに見守っていた父が静かじゃなくなってきた。

 

まず、幼稚園から母ともお母さん通しが仲のいい女の子がいて、

その子のいとこも同じ小学校だったのだが障害のある子だった。

その子のクラスの担任がその子に対して扱い方がひどかった。

それを見かねた父親は教師を怒鳴り、校長に言い、教育委員会に言い、

つまりモンスターペアレントを爆発してきた。

そしてボランティアで学校のあちこちを掃除したりして掃除のおじいさんみたいになってよく学校にいた。

だから私の父親は学校で有名になってしまった。

 

何かあると学校や教師に怒鳴り、教育委員会に言い、

もはや学校の支配者になっていた。。

だから私も有名になってしまった。

〇〇さんの娘、みたいな感じで。

目立ちたくない、恥をかきたくない、バカにされたくない、私からしたら地獄だった。

でも当時の私はそんな事は言えず、お父さんはいい事をしてるのに私はこんな事を思ってしまってひどいやつだ、、なんて思ってた。

他のクラスの子は容赦なく父をハゲ!とか言い、私はそれを見て落ち込んだ。

お父さんがかわいそうだとも思った。

父はそれを聞いて教師にキレて子供に謝らせていた。

思い返すと、色々すごい。笑

そういった事もあって私の自尊心はどんどんと低下し、劣等感はますます強くなっていった。

 

私は静かにあたたかく見守ってほしかった。

学校にそんな何回も来てほしくなかったし、私の立場や気持ちも尊重してほしかった。

でもそんな事は許されなかった。

お父さんはこんなにあなたを思ってやっているのに、と怒られ罪悪感をうえられた。

そんなやり方ではなく、さっさと私を病院かカウンセリングを受けさせて心のケアと

どうしてそうなってしまったのかという家庭環境の見直しをしてほしかった。

 

今思えば私の登校拒否は完全に母子分離不安からくるものだった。

支配されすぎて自分がなさすぎて周りにどう接していいか分からなくて

バカにされるのが怖くて恥をかくのが怖くて常にビクビクとしていた。

だから学校に行きたくなかった。

そしてその気持ちを分かってほしかった。

 

 私の思いとは正反対に、

バカにされ、恥をかき、それを自分の中で抑圧する事しかできなくて、

私の心は歪んでいった。